製粉屋の実家に生まれ、いつも身近には小麦や蕎麦はもちろん醤油、鰹節、昆布などの商い食材があった。
いつしか食に深い関心を持つようになり、幼少期からラーメン、蕎麦、うどんの麺を打つようになった。
丸鶏などの食材を買って来ては倉庫にあった鰹節や昆布などを合わせスープまで自分で調理して食していた経験をしてきた。
いつかは「木羽屋」の屋号で麺屋を開業する事を志ながらも、まずは生産者と生産地を回り、自ら畑にも入り、種を撒き農を知ることから始まったのが会社創業時。
製粉業の実家で生まれ育った中で自分の中で本当にやりたいことであった麺屋専門店をようやく2015年に開業。
実家の屋号を継承した「中華蕎麦こばや本店」、製粉屋の強みを活かした「麺処ひろ田製粉所」を立ち上げ、穀物事業との連携を図りながら生産・加工・流通・飲食までの一貫体制にて今の経営に至る。