店舗コンセプト

木羽屋創業百四十余年。
製粉屋がルーツの麺屋が作り上げる至高の一杯。
自家製粉・自家製麺・完全無化調の中華蕎麦

製粉屋の実家で生まれ、粉を挽く、麺を打つという事が身近にあった環境で育った。

ずっと麺屋を志しながらも、穀物商の歴史を掘り起こし、まずは自然と食材から知ろうと自分で種(たなつもの)を撒く事から始める事を決心した2005年。

自分の足で畑に入り、自分の足で全国各地を回り、様々な食文化と食材、それを作る多くの作り手に出逢い、学び、そして自分の感性を磨き上げながら、実家の屋号を継承し、2015年に中華蕎麦専門店を開業。

ただひたすら本能の赴くまま、地元の食材をふんだんに使い、「美味しい麺」「美味しい一杯」を作りたい・・・

中華蕎麦こばや店主/木羽屋五代目 ゆうすけ

初めてのお客様へ

店内自家製粉による挽き立て打ち立ての麺をみなさまへ。
実を粉にする製粉屋としてのプライドにかけて。

中華蕎麦こばやウェブサイトへアクセスしていただき、ありがとうございます。

当店は、金谷川駅より徒歩1分にある中華蕎麦専門店です。
お近くをお通りのお客様、またはご近所のご家族の皆様、当店自慢の美味しい中華蕎麦を是非。

自家栽培・自家製粉・自家製麺の三立てをコンセプトに、福島食材をふんだんに使用したこだわりの一杯をご用意しておりますので、ぜひ当店の中華蕎麦をご賞味いただければ幸いです。

伝:木羽屋四伝記

伝:木羽屋四代記
其の一
初代 廣田 伝介

明治の半ば(1880年頃)、福島県安達郡(ごおり)の鄙、東和に生を受けた「廣田伝介」は主に栗の木の木羽を用い、屋根葺きをする生業をこの土地で始めた。屋号を「木羽屋」とする
伝介の葺いた屋根は、日照りを返し、風雪から守ってくれる「伝介屋根」として近在の村々で評判を呼んだ。この時が「実を粉にする」今日の社業の社名にも受け継がれている木羽屋ブランドの誕生である。

伝:木羽屋四代記
其の二
二代目 廣田 貞作

明治から大正にかけて、二代目「貞作」は屋根葺き業から手を引く。魚の天秤売り、瀬戸物の商い、結婚式等の仕出しを手がける傍ら、農家からの委託で精米や小麦、蕎麦の製粉を請け負う。粟・稗・黍・大麦などの雑穀も集まった。当時は自給自足が一般的だった時代で、個人から預かった穀類を製粉し、さらに乾麺などにして戻し、加工賃を戴くという商いの形態があった。

伝:木羽屋四代記
其の三
三代目 廣田 七右ヱ門

三代目、「七右ヱ門」が昭和二十一年、二十一歳で、父から仕事を引き継いだのは終戦直後の食糧難も盛りの頃であった。
そして、農家の生活も自給自足から離れだし、流通経済の萌芽が見えてきた。
委託加工業から、米・蕎麦・小麦を買い取り加工する製粉販売・製麺販売業に転進。

伝:木羽屋四代記
其の四
四代目 廣田 育三

四代目、現社長「育三」は、福島会津雄国地方で、農協を含め蕎麦生産農家と協力し、今日の「雄国そば」の橋がけをつくる。
先祖代々からの家訓である手作りに徹する製法を守りつつ、製粉業を軌道にのせる。全国の優良な蕎麦種を扱い、北米・豪州・中国蕎麦ルートの開拓も行う。木羽屋には蕎麦を中心に世界のあらゆる穀物が集まるようになった。

店舗インフォメーション

項目 内容
住所 〒960-1244 福島市松川町関谷字坂下71
電話番号 TEL.024-573-1106
営業時間 〈特別営業時間のお知らせ〉
水〜日 昼の部 11:00~14:00
    夜の部 17:30~21:00
火曜日 昼の部 11:00~14:00
※スープ、または麺がなくなり次第終了いたします。
※火曜日は昼のみの営業となります。
※第三火曜は定休日です
定休日 月曜日・第三火曜
最大席数 24席 (カウンター10席、テーブル12席)
駐車場 有り
〈当店使用福島県産厳選食材〉

■県奨励品種小麦 きぬあずま
■県奨励品種小麦 ゆきちから
■天然醸造手絞り福島県産100%原料 玉鈴醤油
■えごま豚
■川俣シャモ
■伊達鶏
■笹やか地鶏と卵
■たなつもの 米・雑穀・油
■たなつもの屋の野菜
■相馬船柳焼海苔

福島大学、JR金谷川駅より徒歩数分、福島市松川町にお越しの際はぜひご来店ください

地図/アクセス